- HOME
- 住宅基礎
- 地盤補強ってなんだ?
- 地盤調査ってどうやってするの?
住宅基礎Geo Technology
地盤補強ってなんだ?
地盤調査ってどうやってするの?
地盤調査って言っても、その方法によってたくさんあります
- ・スウェーデン式サウンディング試験
- ・標準貫入試験(ボーリング試験)
- ・平板載荷試験
- ・オートマチックラムサウンディング試験
- ・ポータブルコーン貫入試験
- ・三成分コーン貫入試験
・・・まだまだ沢山あります。
こんなに沢山あって、どれを使えばいいんだ?
そうですね。確かにそう思いますね。どの工法もとってもいい工法なので迷うところですが、一般的に戸建住宅には、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)と呼ばれる試験が多く使われているみたいですね。
そんなスウェーデン式サウンディング試験ですが、最近は機械による全自動化が進んでいて、一目見ただけでは仕組みがよくわかりません。
しか~し、やり方はとっても簡単!
地盤の中に入れていくロッドと、ロッドの先に装着するドリルのようなスクリューポイント、そして、重さを加えていくおもりと、回す為のハンドルがあるので
まず、ロッドの先にスクリューポイントを取り付け地盤にセット!!
おもりを使い、5kgから100kgまで順番に重さを加えていきます。
その間に、重さを加えることで25㎝。
そう!25㎝ですよ!これがとっても重要なんです。
25㎝ロッドが地盤の中に入っていってしまったら、そこで一回目の試験は終わりです。
それを25㎝毎にやっていくんですが、実は100kgの重りを載せても沈まない場合は、ハンドルを使って回転をします。
回転をすることで、ロッドが少しずつ地盤の中に入っていき、25㎝沈む間に何回転したかをしっかりとチェックしていきます。
この作業をどれだけハンドルを回転しても25㎝進まない
とっても強い地盤までしまして、この地盤調査は終わりになります。
この地盤調査を建物の四隅と真ん中の合わせて5箇所しまして、地盤の中のどの深さに強い地盤があるかどうかを調べるわけですね。
しかし、この調査方法では地盤に関する情報が十分ではないので、山の近くだったり、河の近くだったりの周りの状況はどうかな?
近くの家は傾いたりしていないか?
目の前の道路に変なところはないかな?
などの現場での情報だったり、近くで何か地盤調査をしていれば、それと比べてみたり。
などなど、ありとあらゆる情報を集めて比べてみます。
その結果から、この地盤は強い地盤、弱い地盤。
そして、弱い地盤ならどれくらい深いところに強い地盤があるな、などの地盤補強をする時の判断をすることができるわけですね。